はじめに
「介護の仕事はやりがいはあるけど、給料が…」
介護職の方から、こんな悩みをよく耳にします。
私は特別養護老人ホームで現役ケアマネジャーとして働いていますが、現場では働き方の工夫や資格取得、転職活動によって年収を大きく上げている人も少なくありません。
今回は、介護職が無理なく給料アップを実現する5つの方法を解説します。
1. 資格を取得して手当と基本給を上げる
介護職は資格によって給与が大きく変わります。
特に以下の資格は手当額が高く、転職時にも有利です。
資格名 | 難易度 | 年収UP目安 | 取得目安期間 |
---|---|---|---|
介護福祉士 | 中 | 年+30〜50万円 | 約6か月〜1年 |
ケアマネジャー(介護支援専門員) | 高 | 年+40〜60万円 | 約6か月 |
実務者研修 | 低 | 年+10〜20万円 | 約3〜6か月 |
2. 高待遇の職場へ転職する
同じ介護職でも、施設形態や運営法人によって給与差は大きくなります。
特養や老健、訪問介護、デイサービスなど、施設ごとに特徴があり、法人によっては賞与3〜4か月分も。
💡 ノーリスク転職活動のすすめ
登録だけして情報収集すれば、無理に応募する必要はありません。
良い求人があれば応募、なければ現職継続でOKです。
3. 夜勤や残業を戦略的に増やす
- 夜勤手当は1回5,000〜10,000円が相場
- 月4回で年収+20〜40万円アップ
- 無理のない範囲でシフト調整し、健康面にも配慮することが大切
4. 管理職・リーダー職を目指す
- 役職手当で月1〜5万円上乗せ
- 会議・書類業務が増えるが、キャリア形成に直結
- 人材育成やマネジメントスキルが身につく
5. 副業で収入の柱を増やす
- 介護系ブログやYouTube発信(資格勉強や介護知識)
- 資格講座のアフィリエイト
- Webライティングやデータ入力など在宅ワーク
- 副業収入で生活の安定と将来資金を確保
まとめ
介護職の給料アップは、「資格」「転職」「働き方改革」の3本柱で考えると成功しやすいです。
まずは情報収集→資格取得→転職検討の順に行動してみましょう。
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